2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

たびたび

さて,そろそろ旅がしたくなってくる季節です。 本当はどこよりも行きたいのは函館だが,いささか北海道ばかり行きすぎな感はある。九州は今夏にきっと行くことになるのでいいとして,他に気になる未踏の地域としては紀伊半島〜伊勢志摩や高野山,飛騨高山な…

A horse, a horse, my kingdom for a horse!

新訳リチャード三世 (角川文庫)作者: ウィリアムシェイクスピア,金子國義,William Shakespeare,河合祥一郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/06/23メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見るシェイクスピア作品は,河合…

ブラ2の次はブラニーク

ただしスメタナに非ず。 新日本フィルハーモニー交響楽団 第456回定期演奏会 サントリーホール・シリーズ 指揮:クリスティアン・アルミンク チェロ:セルゲイ・アントノフ ヤナーチェク/交響詩《ブラニークのバラード》 マルティヌー/チェロ協奏曲第1番…

跳ねるオルソップ

読売日本交響楽団 第522回名曲シリーズ サントリーホール 指揮:マリン・オルソップ ヴァイオリン:ライナー・ホーネック ヴィオラ:鈴木康浩 モーツァルト/ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド変ロ長調 モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交…

ポインツ復興

先日の定期金管打ち上げの時,a27sstさんと,かつての金管用語「ポインツ」の用法について話した。契機を表す終助詞か,みたいな,いつぞやも地下なんでも帳で繰り広げられたような話題である。 その後でふと思ったのが,「ポインツ」って実は「なう」を先取…

第95回定期演奏会

前夜,ドヴォ5のKm祭の録音を聴いてた。一音目から悲劇的が名演すぎてびびった。彼らが今は芸劇でラフ2を吹いてるんだなあと。芸劇の楽屋口&楽屋ってどんなだったか当日まで記憶になかったんですが,入った瞬間に4年前の記憶が噴出しました。ホワイエか…

岩井駅廃止

「粘菌」エサの駅つなぎ首都圏そっくり鉄道網 粘菌が変形した「鉄道網」を分析すると、輸送効率やアクシデント時の迂回(うかい)路の確保といった点で、実際のJR鉄道網より優れたところがあるという。 何が言いたいのかさっぱりわからない。しかし,ちゃん…

バー1

「オルソップ,凄いばぁばぁだった」と言うと誤解を招く。 読売日本交響楽団 第489回定期演奏会 サントリーホール 指揮:マリン・オルソップ バーバー/交響曲第1番ホ短調 マーラー/交響曲第1番ニ長調 バーバー生誕100年に,スペシャリストのオルソップを…

変身

林檎もったいないなあ 変身 (新潮文庫)作者: フランツ・カフカ,Franz Kafka,高橋義孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1952/07/28メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 359回この商品を含むブログ (358件) を見る ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかり…

BPOジルヴェスター

BSの放送を見た。ラフマPコン2番(ラン・ラン)と,チャイコ《くるみ割り》第2幕。 とても緊張して見える樫本氏。分けてもらったバラで手を傷めたように見えたのは,素なのかわざとなのか。 ブラウ氏は30年間見た目がちっとも変わっていない。 マイヤー氏…

スウィトナー

オトーマル・スウィトナーが亡くなったそうである。ちょうど今日,スウィトナー&SKDのスッペ序曲集を買ってきて聴いたところ(噂通りの大熱演)だったので,偶然に驚いている。ついさっきまでスウィトナーのCD検索したりしてたし。スッペ:序曲集アーティス…

ラザレフさんは

今日のお客さんはクラシック好きのようで,芸劇のオルガンの話(維持費が大変)とか,ラザレフの話(サントリーホールはホテル近くて便利。ヴォツカさえあればO.K.?日本酒もいける?)とかしていて興味を惹かれた。そういうお客さん多いなあ。

シモーノ初め

「ほう,『ウィーン風ニューイヤー』か。ドナウやラデツキーはやるのかな。」 →「ナニコレ……」 読売日本交響楽団 みなとみらいホリデー名曲コンサート 指揮:下野竜也 ヴァイオン:リザ・フェルシュトマン ロッシーニ/歌劇《結婚手形》序曲 トヴォルジャー…

ふてんま問題

年末年始も世の中を騒がせたのは普天間問題だったようですが,こと東響の方々に限っては年明け早々,付点魔に苦労されたようです。 東京交響楽団 第574回定期演奏会 サントリーホール 指揮:大友直人 ピアノ:キャサリン・ストット シューマン/序曲,スケル…

ブラPコンNo.2を巡る雑考

ブラームスのピアノ協奏曲第2番に少し嵌っている。より正確に言えば,第2楽章スケルツォの188小節目で転調してlargamenteに入るところ*1が好きすぎて,ここを聴きたいがために全曲を(しかたなく)聴く。突如違う時代にタイムスリップしたような感覚という…

あけました10年代

年男になりました。今年もよろしくお願いいたします。 紅白は全組全曲分け隔てなく鑑賞することを長年のモットーにしていますが,近年は紅組に勝てる見込みがほとんどないですね。結構聴き所はあったけど目新しさに欠けるというか。白組特別枠は清志郎の映像…