BPOジルヴェスター

BSの放送を見た。ラフマPコン2番(ラン・ラン)と,チャイコ《くるみ割り》第2幕。

  • とても緊張して見える樫本氏。分けてもらったバラで手を傷めたように見えたのは,素なのかわざとなのか。
  • ブラウ氏は30年間見た目がちっとも変わっていない。
  • マイヤー氏がお髭伸ばしてる。顔が長いので髭があったほうがダンディーだが,一挙に20歳ぐらい老けて見える*1。「〜じゃ」とか仰いそうです。
  • 演奏もカメラワークも結構ふらついていた。〈花のワルツ〉でフックス氏が事故ったり。
  • ラトルは,「得意とする人が他にいるから」チャイコフスキーはほとんど振らないらしい。《くるみ割り》なら似合うかなと思ったが,イマイチはまらなかった感。全然チャイコっぽい音に聞こえなかったのは,録音のせいもあるかも。

→あと,アンコールでティンパニの皮が破れてたみたいです。

*1:そういえばカラヤン時代の映像で,童顔だったオーボエ2番吹きの人が或る時から突如髭を伸ばして,ドビュッシーみたいな顔になったことがあった。