ショッピング

LFJ第2夜。

【地上広場〈プレイエル広場〉】(無料公演)
モーション・トリオ(アコーディオン三重奏)


ショパン/ワルツ嬰ハ短調op.64-2
モーション・トリオ/DJチキン
ほか

当日発表の有料公演出演者による野外演奏。屋台のジャンバラヤを食べながら聴くのにぴったりである。最後の曲ではアコーディオンを叩いてパーカッションにするなど,何でもありだった。さらにアンコールでは,ゲーム音楽風と称してピコピコ音やら爆発音やらを模していたのが面白い(ちょっとくどかったけど)。さすがに大人気で拍手が止まなかった。

【ヴァレ・ノワール広場】(無料公演)
丸の内合唱団
指揮:神尾昇
弦楽:東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団


ヘンデル/オラトリオ《メサイア》より

本当はライプツィヒ弦楽四重奏団の公演(メンデルスゾーンの6番とシューマンピアノ五重奏曲)を聴きたかったが,チケットが取れなかったので,時間をつぶす。アマチュアなのでしかたないところだが,丸の内合唱団の英語の発音が可笑しいぐらいカタカナ発音だった。"Surely"が「シューアリー」って。そして伴奏はユニフィルのメンバーだった。

相田みつを美術館〈ヴォイチェホフスキ〉】No.282
ピアノ:マルチン・コジャク


ショパン
ノクターン嬰ヘ長調op.15-2
12の練習曲op.25より第5番ホ短調
12の練習曲op.10より第12番ハ短調《革命》
スケルツォ第2番変ロ短調op.31
バラード第4番へ短調op.52
ポロネーズ変イ長調op.53《英雄》
(アンコール)ノクターンハ短調op.48-1

せっかくだからショパンピアノ曲の公演も聴こうということで購入。ポーランド人のコジャクは今年21歳。なんというか「メガネ王子」といった雰囲気。
概して速めの演奏。特に《革命》では,聴いたことがないぐらい速くて乱れのない演奏に瞠目させられた。ライヴではこれぐらい当たり前なのだろうか?お目当ての英雄ポロネーズ暴走機関車が迫ってくるようなイメージでした。間近でいい演奏が聴けて満足。op.25-5がいい曲であることに気付けたのも収穫。
21時を回ると屋台村では割引が始まり,22時には蛍の光が流れ出す。

【ホールD〈フランコム〉】No.258
トリオ・ヴァンダラー(ピアノ三重奏


シューマンピアノ三重奏曲ニ短調
メンデルスゾーンピアノ三重奏曲第1番ニ短調
(アンコール)メンデルスゾーンピアノ三重奏曲第2番ハ短調より第3楽章〈スケルツォ

どちらも名曲,というのに尽きる。しみじみ愉悦感を味わいながら聴いた。ホールの音響は良くなかったが,ベテランらしい手馴れた演奏。日本人の若い女の子がピアノの譜めくりをやっていたが,不慣れなのか,ピアノ奏者の人がめくる箇所でいちいち頷いて合図してあげていたのが大変そうだった。
アンコール曲紹介はフランス語訛りが強すぎて,曲が始まってやっとわかった(笑)。