さらばミスターS

読売日本交響楽団
特別演奏会 東京オペラシティ
指揮:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ


ブルックナー交響曲第8番ハ短調(1890年版,第2稿)

常任ファイナル公演1日目。いつでも聴けるような気がしていたミスターSのブルックナーも,今後聴けるかどうかわからないので(10月にまたブル7で来てくれるけど),聴いておこうと思った。26日のサントリーは完売だったが,追加公演であるこの日は当日学生券も出た。オペラシティで読響を聴くのも珍しい。
隣のおじさんが背筋ピン!として傾聴していて微笑ましかった。会場全体が心なしか襟を正した雰囲気だったし,それに値する熱演だったかと。バイト後だったため一部睡魔に勝てなかったのは残念だったが,オケとマエストロの万感の想いが身に迫るかのようだった。金管流石!