コンツェルトシュトゥック2nd

昨日27日はスダーン&東響(ブラVn.コンとマーラー版シュー4)を聴くつもりだったのだが,ゆっくり行ったら当日券が終了してしまっており,通常料金でのキャンセル待ちのみとなっていたため,冷静に諦めた。惜しいことをした。

地方都市オーケストラ・フェスティヴァル2010
京都市交響楽団交響楽団 演奏会
すみだトリフォニーホール
指揮:広上淳一
ホルン:ラデク・バボラーク
ホルン(京響ホルン奏者):垣本昌芳(首席),澤嶋秀昌,寺尾敬子


プッチーニ/交響的奇想曲
R.シュトラウス/ホルン協奏曲第1番変ホ長調
R.シューマン/4本のホルンのための小協奏曲ヘ長調
ベートーヴェン交響曲第4番変ロ長調

プッチーニの交響的奇想曲は,20代半ばのミラノ音楽院時代の作品。初聴きだが,途中《ラ・ボエーム》冒頭にほぼそのまま転用された部分があるので面白い。テューバではなくチンバッソが使われる。
バボさんは鼻歌唄うように吹きますね。感動を通り越して呆れてしまうほどの軽々さ。オケ(特にティンパニ)がやや鈍くさかったのが惜しい。コンツェルトシュトゥックは,申し訳ないが京響ホルンの三人にしてみれば軽い羞恥プレイだと思ったほど差が激しかった。読響とのリヒャルト2番も楽しみにしてます。
ベト4は第1楽章はまあまあ面白かったが…さすがにごまかしが利かないためかオケの技量が気になってしまった。指揮者の空回りになってる感が否めず。
バルトークルーマニア舞曲からアンコールがあった模様だが,バイトに間に合わなくなるので早々に退席した。15時開演は中途半端で困る。