グラ5

トリフォニーに行くはずのところを何故か無意識に池袋に降りてしまい,芸劇の手前で間違いに気付く*1。慌てて有楽町線飯田橋に回るも,今度は総武線を逆走してしまい四ツ谷で折り返す。自分ボケすぎ。

大阪シンフォニカー交響楽団
第13回東京公演 すみだトリフォニーホール
指揮:児玉宏


ウォルトン/バレエ組曲《賢い乙女たち》(バッハの曲による)
R.シュトラウスクープランクラヴサン曲による小管弦楽のためのディヴェルティメント
グラズノフ交響曲第5番変ロ長調

日本有数の変態プロコンビなわけですが,上記のようなわけでウォルトンは間に合わず残念。リヒャルトは不本意ながらだいぶ寝てしまった(会場全体が睡魔に包まれたような空気だった)。昨日の疲れが地味に来てるかもしれない。
休憩中に「ウォルトンよりストコフスキー編バッハの方が…」とか「グラズノフじゃなくてチャイコだったら…」なんて言ってる人がいたけど,それじゃこのコンビじゃなくてもええやん。
グラズノフ聴けてよかった。スケルツォの精度を上げるため,ハープとグロッケンを木管の前に置いていた。トランペットが鳴りすぎでバランスの悪いところもあり(3階席だったせいかも),終楽章はやや くどくなってしまったが,気合いの入った演奏だった。
在京オケにはグラズノフもたまにはやってもらいたいものです。特に尾高さんはエルガーもいいけど,グラズノフ交響曲全集を入れてる貴重な現役指揮者でもあるわけで,もうちょっとやってくれないかな…

*1:マチネーといえば芸劇のような気がしてしまう。読響にも行きたかった深層心理がそうさせたのか…