かーさんお肩を

日本フィルハーモニー交響楽団
第614回東京定期演奏会 サントリーホール
指揮:アレクサンドル・ラザレフ
ピアノ:田村響


チャイコフスキー/幻想序曲《ハムレット
モーツァルト/ピアノ協奏曲第27番変ロ長調
プロコフィエフ交響曲第3番ハ短調 〜歌劇《炎の天使》による
(アンコール)
プロコフィエフバレエ音楽《シンデレラ》より〈シンデレラ・ワルツ〉

なんつー曲で23歳を迎えとるんだ。
ハムレットが凄かった。この曲は,曲決めに出たときは《フランチェカ〜》等と比べても旗色が悪く気の毒な扱いだったのだが,個人的には結構好きである。《ロメジュリ》と構成が似てるしわかりやすい佳曲だと思うのだが。愛のテーマはいいですね。
モーツァルトは第1楽章でソリストが危うく落ちかけたような気がしたが,気のせいかもしれない。
プロコも健闘していて面白く聴いたのだが,ラザレフのグイグイいくスタイルがチャイコほどは嵌っていなかったのかもしれない。前回のマンフレッドや前曲のハムレットに比べるとやや肩透かしだった。トロンボーンが忙しい曲なのだが,きっしー先生が立たせてもらえてなくてかわいそうだった。
アンコールのためだけにピアノ奏者が出てきてびっくり。