ウェルカムフレッシャーズ

今晩(Hng店)のまかないの際,今月頑張ったご褒美としてS名MGからビールが振舞われたので,K松さんと二人で乾杯した(自分はノンアルコールビール)。今月のHng店の売り上げは,過去10年間の最高を記録したそうだ。連日貸切状態だったのだからさもありなん。ささやかな祝杯である。
この1か月だけでも色々と面白いことがあったように思うが,いかんせん毎日のことだから記録する間もなく過ぎてしまった。今月るう゛ぇバイトに入らなかった日は8日しかなかった(うち4日は信州旅行)らしい。内訳はKmb:Hng=14:10。数が合わないのは両店ハシゴの日があったため。
この3月はバイトも社員さんも新人さんがたくさん入ってきて,特にKmbは初々しい空気に包まれた。最も慌しい季節であると同時に,どこか明るい雰囲気になる季節でもある。
かく言う自分は,この3月でこのバイト5年目に突入した。ちょうど今年のHm口と同じような時期に始めたのを思い出す。学年はおろかオケ在団歴より長いというのは,考えてみればなかなか凄いことだ。K松さんが7年目なのを思えばまだまだですが。
与えられた仕事を自分一人でこなすのはさほど難しいことではないが,新しい人*1に教えながらこなすとなると,数倍の神経を使う。自分の思いつく限りのノウハウを一度に伝えるべきか?最初は覚えきれないから基本だけを教えておくべきか?等々。しかしその難しさと面白さを日々体験できているというだけでも,このバイトを長く続けてきた甲斐はあっただろう。そしてこういう立場の人間も必要なんじゃないかと思う。


バイトに限らずもう少し一般的な話。いま対峙している仕事なり何なりに纏わる語彙を多く持たない人,多くを語りえない人は,どうしたって辛い思いをするものだ。それは具体的には経験の浅い人/より若い人であるし,あるいは性向として寡黙な人/内向的な人だったりするだろう。自分はどんな立場にあれ,そうした「語彙を持たない人」の心を忘れず,彼らの味方たることを心がけていたい。そんなことをふと最近考えている。
もう少し先にはなりそうですが,いつか社会に出る時も,両方の立場を忘れないようにしたいものです。

*1:上司となるべき三つぐらい年下の社員さんたち含む。