コンツェルトシュトゥック1st

東京交響楽団
川崎定期演奏会第24回 ミューザ川崎
指揮:ラモン・ガンバ
ホルン:シュテファン・ドール竹村淳司,ジョナサン・ハミル,上間善之


シューマンラヴェル編)/《謝肉祭》より〈前口上〉〈ドイツ風ワルツ〉〈間奏曲「パガニーニ」〉〈ペリシテ人と戦うダーヴィド同盟の行進〉
シューマン/コンツェルトシュトゥック ヘ長調
(アンコール)シューマン/《楽園とペリ》より〈おやすみ〉
ストラヴィンスキーバレエ音楽火の鳥》(全曲版)

シューマンイヤーのコンツェルトシュトゥック第1回。あわよくば昨日のサントリーも行こうかと迷ったが,今日だけにしておいた。津波警報による東海道線運転見合わせの影響で到着が13時を少し回り,当日券は既に長蛇の列。しかし辛うじてS席が残っていたので,センターブロックで聴けた。
コンツェルトシュトゥックは,ホールの音響のせいか少し聴きづらい?カーテンコールで,きれいに背の順(ガンバ>ドール>ハミル>上間>竹村)に並んでいて可笑しかった。ドールによるアンコール紹介(日本語)は聞き取れなかったが,ホルン四重奏による《楽園とペリ》からだった。洒落てますね。アンコールが一番良かったかも。
火の鳥は,案外珍しい全曲版。冒頭トロンボーンはプロでもやりにくそうだった。ガンバの指揮は豪快な部分により適性があるようで,カスチェイの踊りに向かう盛り上げがうまかったように思う。ホルントップは誰が吹くかと思ったら,都響の西條さんだった。のみならず,バンダのヴァーグナーテューバはさっきまでソリストだったハミル氏らが吹いていた。