全国ICカード対決
各地を旅しいているとよくわかりますが,最近は様々な鉄道会社からSUICAやPASMOのようなICカードが出ていて,それぞれネーミングやキャラクターに趣向を凝らしているのが面白いですね。
まとめてくださってるサイトもいくつかありました。
http://mb101bold.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/ic-9c1c.html
最初見たとき,モモンガはスイカペンギンの二番煎じの域を出ていない(やるなら琴電のIruCaぐらい露骨に可愛さを狙ったほうがいい?)ように思ったが,これはこれでクールで良い気がしてきた。iPodとかに通じるデザインでしょうか。
- PASMO(首都圏の私鉄・地下鉄・バス)
パスネットの「パス」を残した結果「IC」やcardの「ca」を入れる流れからは外れてしまった形ですね。SUICAと住み分けるためにネーミングもデザインも意図して差をつけたんだろうけどいずれもいまひとつかな。
「東海のICカード」を略してTOICAであり,かつ並べ替えるとトーカイにもなる上手いネーミング。カードはオレンジじゃなくてよかった。
今となってはこれ以外考えられないネーミング。キャラクターとしてイコカのカモノハシはスイカペンギンに負ける気がするのだが,かといってスイカペンギンのようなクールめなキャラクターが大阪で流行る気もしないので,これでいいのだろう。そこをクールなイメージの仲間由紀恵と組み合わせたのが妙なのか。
- PiTaPa(関西の私鉄・地下鉄・バス)
ピタッ・パッの語感だけかと思っていたけど,無理やり意味もつけてるんですね。「スルッとKANSAI」を残してSuruCaとかにしなかったはSUICAと紛らわしいからかな。ICOCAと差をつけるために洒落たクールなデザインというイメージだっだけど,実はクールじゃないキャラクターがいることを知ってびっくり。
やったもん勝ちという印象のネーミングとキャラクター。ただキャラクター自体はIC導入以前からいるようなので,うまく乗っかれた形ですね。
「Kitaca導入」を知ったときはなるほどと思ったが,「SUGOCA導入」を知ったときは失笑を禁じえなかった。他のJRのICカードと違って「IC」の「I」が入っておらず,「O」の右側を色分けすることでかろうじて「IC」を表現している。苦肉の策ですね。方言ものなら福岡市交通局の「はやかけん」のほうが思い切ってていいかも。
「バスにも,電車にも,お買い物にも」ニモカ,というのはいかにもPASMOっぽいが,PASMOよりもSUGOCAよりもnimocaのほうが雰囲気がいいと思う。
誰かJR四国のICカードの名前を考えてあげてください*1。私はSIOCAと予想しておきます。
→よく考えたら,主要駅の自動改札導入が先ですわな。
*1:今のところ導入予定はない模様。都市部が分散していて路線数も少ない四国では他地域ほど需要がないのでしょうか。